福岡で生きていくログ

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栄光からどん底へ。再起をかけた「ラーメン 光四郎」に食いに行ってきた【感想・レビュー】

福岡市南区大橋にある「ラーメン 光四郎」に行ってきた

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こちらのお店は実は、福岡ラーメン好きの中では結構有名なお店ではあるのだが、吾輩が生後2か月になった時に一度訪れた時以来、とんと再訪しようという気が起こらず月日が流れていった。

ふと、何気にローカルTVで「らーめん四郎」が特集されており、番組を見ていると「閉店寸前」「借金まみれ」という、人気ラーメン店と思っていたお店に似つかわしくないワードが画面上に溢れていた。

なぜ、このような思考にいたったかというと、この少し前に閉店寸前のラーメン店を救う「救世主」側としてTV出演していたからだ。

「救世主」側だったお店が、時を経たずして「救済」側となっていたので混乱しながら観ていたのは想像しやすいかと思う。

だが、この番組をきっかけにすごい人気店に返り咲き、経営状況も回復したのとのことなので久しぶりに足を運んでみたわけだ。

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元々、「呼び戻し」と呼ばれる製法でスープを作っていたのだが、今回、呼び戻しを編み出した「大砲ラーメン」の大将から本物の「呼び戻し」製法を学び、自分なり昇華したスープを提供しているそうなので、ここは光四郎ラーメンを一択。

食券制なので注意されたし。

いただきます

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具材 チャーシュー・青ネギ2種・きくらげ・煮卵
細ストレート麺
付属 紅ショウガ

こちらは光四郎ラーメン。 見た目からわかる通り、具沢山。具が溢れすぎて麺が隠れているにやにやしてしまう状況。お店のやる気が教師ビンビン物語くらいに伝わってくる。

スープを一口。ここは素直に言わせてもらいたいから素直に言うが、とんこつの旨みががネギに負けてた。負けてたというよりネギの風味がより強く感じられたといったほうが正しいと思う。ネギが2種入っていたのでその影響があったのではないだろうか。

食べ進めるとネギの風味よりとんこつの旨みが勝るので、食べ終わりは幸福感で満ちるので安心してほしい。

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麺は細麺の小麦がしっかり感じら、濃いスープに合う麺。具材が多いのでチャーシューを巻いて食すもよし。海苔を巻いて食すもよしである。

2016年末頃にリニューアルだったので一年近く経た今こそ(2017年8月現在)、進化を問われ人気店に返り咲くかに期待である。

DATA

光四郎ラーメン:600円

住所 福岡県福岡市南区大橋2-11-14
営業時間 11:30~15:00
17:30~21:00
ランチ営業、日曜営業
定休日 木曜日
駐車場

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3号線沿いにできたいつでもいけるお祭り屋台!「博多ラーメンセンター 源龍 博多本店 (ハカタラーメンセンター ゲンリュウ) 」に食いに行ってきた【感想・レビュー】

福岡市博多区立花寺にある「源龍」に行ってきた

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3号線沿いにド派手な看板で目を目を引くこちらの店舗は、現在ではラーメン屋もデザイナーズ物件のようにおしゃれな店舗が増えてきたのに、まるで昭和にタイムスリップしたかのような外観である。

多くの車が駐車できる広めな駐車場は家族で来店したりドライブがてら寄るのにも好都合。店内は赤白の提灯や活気あふれた店員などでさながらお祭り騒ぎ。

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そんな浮かれ気分の中、醤油豚骨と味噌豚骨を注文した。

いただきます

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具材 チャーシュー・青ネギ
細ストレート麺
付属 紅ショウガ・辛子高菜

こちらは醤油豚骨ラーメン。 ネギとチャーシューのみのさっぱりとした具材と褐色のスープは、さながら家族のために働いているお父さんのようだ。

スープを一口。見た目ほどタレが主張しないがキレのある味わいと、豚骨のクセのすくない軽めのスープ。我輩にはもう少しこってりしててもよいのだが、女性やとんこつに馴染みない観光客などに好まれそう。

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使っている中細麺は安定の慶史特製麺。この麺にはハズレがないのが嬉しい。

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こちらは味噌豚骨。元スープのとんこつは一緒のものを使用しているようで、こちらもあっさりした印象。

広大な駐車場や「ラーメンセンター」と自称していることから、3号線をひた走るトラック野郎たちにとって憩いのとんこつオアシスとなることに期待する。

DATA

醤油豚骨ラーメン:580円

住所 福岡県福岡市博多区立花寺1-9-31
営業時間 11:00~22:00
定休日 不定休
駐車場

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やさしい世界がそこには広がっている。「一凛」に食いに行ってきた【感想・レビュー】

糟屋郡志免町にある「一凛」に行ってきた

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ドラゴンロード称される68号線の交差点を一本曲がったところにお店を構えているラーメンより唐揚げが有名なお店。

おいおいちょっと待てよとみなの声が上がるのは分かるが、もともと店主が唐揚げ屋さんがしたいとの想いがあってお店を開店させたようなので、そこは男として黙って納得してほしい。

店内はカウンター席が数席とお座敷席が数卓あるこじんまりとした店舗だが、駐車場も数台停めれるスペースもありアクセスしやすくなっている。

メニュー見て博多ラーメンと唐揚げセットのBセットを注文するために、大将に声をかける。

 

「おーい、大将。博多ラーメンのBセット・・」

 

吾輩は驚愕した。そこには武骨な漢店長ではなく、儚げでなにか影を背をっているような女性店長がそこに佇んでいたから。

その女性は、幼い子供と両親を抱えつつ、娘でありながら一家を支える大黒柱として頑張っているように吾輩には見えた(妄想)。

そんなことに思いをはせつつBセットを注文。

いただきます

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具材 チャーシュー・青ネギ・きくらげ
細ストレート麺
付属 紅ショウガ等

こちらは博多ラーメン。ネギ・きくらげと食感のことなる具材に少しレア感が残るチャーシュー。気をてらっていないオーソドックスな見た目は、着飾ることを好まない女性店主のそのものようだ(妄想)。

スープを一口。とんこつ臭を抑えたスープは癖もなく旨みをちゃんと残したあっさり古系(いにしえけい)スープ。タレの塩分も極力抑えられていて健康面にも考慮された、女性店主ならではのスープにありがとうを贈りたい。

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麺も小麦が主張しすぎないバランスとれた麺。

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若者にとってはら物足りぬところはあると思うが、そこは真骨頂の唐揚げがカバーしてくれる。大きめの唐揚げ3つなのだがそれぞれソースが違う。

左はネギと酢醤油のような香味系でさっぱりと、中は塩で唐揚げ本来の味わいを、そして右は南蛮仕立てでがっつりと。

女性店主自身の、これまでにあった人生の紆余曲折を表したような唐揚げ3種であった(完全に妄想)。

主張しすぎないということを美徳とする日本人ならでの繊細なバランスで成り立っているBセット。一食の価値あり!

DATA

Bセット:700円

住所 福岡県糟屋郡志免町南里7-7-20
営業時間 平日:土曜 11:00~14:30 16:00~20:00 日曜 11:00~20:00
定休日 木曜
駐車場

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北九州の老舗ラーメン店は今でもオリジナティ満点!「珍竜軒 総本店」に食いに行ってきた!【感想・レビュー】

北九州市小倉北区にある「珍竜軒 総本店」に行ってきました!

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今回、北九州ラーメン遠征ということで、北九州のラーメン店をリサーチするといういかにもラーメンブロガーらしいことしてみたわけだが。

今回、訪問した「ちん」竜軒さんは北九州でも老舗で、一時代を築いた「龍龍軒」の店長が修行したことでも有名だそうで、店名の「ちん」という響きがおもしろくてといった小学校低学年並みの発想で選定したわけではないのでご理解いただきたい。

外観はいかにもラーメン屋さんといった赤が基調の目立つ外観だが駐車場が見当たらない。非常にわかりづらいのだが店舗から数メーター離れた空き地のような駐車スペースがあるのでそちらに駐車できることを覚えておいて欲しい。 店内 テーブル席数とカウンター席がありお昼過ぎでも地元民で賑わっている人気店だ。

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こちらはメニューなのだが中央に注目していただきたい。なんと「お酢」の量が調整できるのだ!!!いままでラーメン食べてきた中でお酢は初めてなので普通で注文してみるとしよう。

いただきます

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具材 チャーシュー・青ネギ
中ストレート麺
付属 紅ショウガ・辛子高菜

こちらはラーメン。白濁としたスープに水滴のように浮かぶ脂。小さく一口サイズにされたチャーシューが6枚入っておりボリューム感を損ねていない。程よい香る豚骨臭さに老舗の丁寧な下処理作業が眼に浮かぶ

スープを一口。軽い口当たりだが豚骨の旨味を感じるスープ。後味にお酢の酸味を感じすっきりとして飲みやすい印象。

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麺は中太麺くらいのがっしりした昔ながらの麺。

卓上には、胡椒・紅生姜といった定番からコチュジャンをベースにしたような酸味と旨味のある辛旨な赤いタレが。これはぜひ味変アイテムとして味わって欲しい。

あっさりしたラーメンだが、お酢などオリジナティ溢れるいっぱいで老舗の底力を感じる一杯なので北九州に寄る機会のある人にはぜひおすすめしたい名店である。

DATA

ラーメン:700円

住所 福岡県北九州市小倉北区三朗丸1-5-5
営業時間 11:00-20:00
定休日 火曜
駐車場 店舗横に有

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春日に一匹の昇り竜が登場!「一龍」に喰いに行ってきた!【感想・レビュー】

春日市にある「一龍」に行ってきました!

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県道31号線沿いに店舗を構え、春日のラーメン店でも人気のお店。

あるあるなのか、店名に「龍」とか「竜」とかを入れてるお店の店長さんって昔やんちゃしてた感じのひとが多い説をよく聞くんやけどここはどうかな〜と思いながら、昔からボコボコにされてた側の僕は戦々恐々として来店。

テーブル席とカウンターがあるお店でアットホームな雰囲気にほっとしたのはつかの間、ガタイのいいギラギラした店長さんがそこに!!!

お願いです!ラーメン頼むんで殴らないでくださいとお願いしながら、ビクビクと震えた声で注文。

 

店長「へい!ありがとうございます!」

と、元気のいい声と共に手際よくラーメンを作る・・・

 

店長「へい!お待たせしました!夜露死苦!」

と、若干、昔のなごりが残りつつもめっちゃ丁寧に運んで来てくれた。

 

めっちゃいいひとやん・・・ごめん、疑って。

いただきます

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具材 チャーシュー・青ネギ・きくらげ
細ストレート麺
付属 紅ショウガ・辛子高菜

こちらは白とんこつラーメン。ネギの青みが美しい脂の膜が表面に少し張ったこってりっぽい見た目。においもさほどキツくなく苦手な人でもいけそうな印象。

スープの一口。こってりしつつも、しつこすぎない濃さととろみに独自のタレが効いたバランスのよいとんこつスープ。これは優等生タイプやな。

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麺は細中麺と勝手になづけた細めと中麺の間くらいの太さ。歯切れのよく、小麦の味がしっかりと分かるスープとの相性のいい麺。

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こちらは黒とんこつラーメン。白とんこつに焦がしマー油を加えたスープは、味に深みと層を加えてくれる。マー油好きならこちらをおすすめする。

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定番の紅生姜に辛子高菜もあるので替玉で味の変化が楽しめる。

とんこつ臭さもあまり感じない、万人受けするラーメンなのでお盆に家族みんなで行くのにいいと思う!店長もいい人やし!

DATA

白とんこつラーメン:550円

住所 福岡県春日市岡本1-5
営業時間 11:30~15:00
定休日 日・祝
駐車場

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豚骨戦国時代に久留米からの猛将が襲来!?「大砲ラーメン 天神店」に喰いに行ってきた!?

福岡市中央区のラーメン屋さん「大砲ラーメン 天神店 」に行ってきたよ。

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ぶうぅぅぅ〜!ぶうぅぅぅ〜!(法螺貝の音)

2017年現在、たぶん福岡でむちゃくちゃメディアに出てるラーメン武将の一人だと思われ、その久留米の名店が天神のど真ん中にでーんと城を構えて候。

詳しくは、FBS福岡放送の「頑張る君に花束を」という番組の「崖っぷちラーメン店」を復活させるコーナーで中心的な役割を果たす渋いおじちゃんで、再生店には「くまちゃんラーメン」や「らーめん光四郎」なども手がけてますで候。

 

eight460.hatenablog.com

 

城内は14つの騎馬(カウンター)、20席の戦車(テーブル)があり注文は食券制で、お昼時は満席必死やけど美人のくノ一が案内してくれるのでな心配せずに来店して候。
( ^∀^)

いただきます

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具材 チャーシュー・青ネギ・玉子・海苔・タケノコ
細ストレート麺
付属 紅ショウガ・にんにく・辛子にんにく

こちらは昔ラーメン。卵・海苔にチャーシューなどこれでもかってくらい具沢山だけど珍しい筍入り。獣臭が抑えられてるスープは「呼び戻し」と呼ばれる前日のスープに当日、炊き上げたスープをブレンドする大砲独自の製法で濃厚なスープが出来上がるで早漏

スープを一口。獣臭を抑え軽い口当たりではあるが、濃厚そうな見た目通りの豚骨の旨味を凝縮したようなスープ。女性向けってより、働き盛りのサラリーマン向け候。

麺は中太というより細麺のストレート麺。久留米ラーメンといえば太めの麺を想像するけど、より博多ラーメンに近い麺を使ってるで候。

久留米ラーメンといえば、ど豚骨で臭いとイメージを持っているオナゴに食べて欲しい早漏

DATA

ラーメン:700円

住所 福岡県福岡市中央区今泉1-23-8 Chieビル1F
営業時間 11:00~24:00 ランチ営業、日曜営業
駐車場 付近にコインパーキング有

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裏舞台から表舞台へ!製麺所直営の「製麺屋 慶史」に食いに行ってきた!【感想・レビュー】

福岡市博多区のラーメン屋さん「製麺屋 慶史」に行ってきたよ。

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僕にとって一番のお気に入りの漫画といえば・・・

 

そう、「BECK」だよね。名作だよね

 

なら、福岡で今、一番勢いのある製麺所といえば・・・

 

そう、「慶史」だよね。周知の事実だよね

 

慶史」は今、福岡でも勢いのある「博多一幸舎」のグループ会社のような感じというあいまいで言い切れない感じで(HPを見る限りそう見える)、以前は博多一幸舎系列のみに卸していたけど、「くまちゃんラーメン」も最近では使用していたり小ロットから注文を受ける門戸を開いた製麺所に最近変わったみたい。(ステマじゃないよ)

 

eight460.hatenablog.com

 そんな製麺所が直営店を出したって聞いたので行ってきたよ!営業時間は朝五時から夕方までっていう無茶苦茶、早朝から営業している店舗さんで福岡では珍しく醤油ラーメンと油そばをメインとしてる。

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店内はカウンター席が8席、テーブルが2卓ほどのこじんまりした店舗やけど、食券を買って店員さんに渡したら、フードコートみたいにラーメンが出来上がったらコールが鳴る機械を渡されて待つシステム。か、画期的なのか?

そんなこと思いつつ、機械がビビビーっとコールしたときに「ウホッ」と驚いたところで・・・

いただきます

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具材 青ネギ
平麺

こちらはラーメン。マジで福岡では見たことのないほどの平麺。きしめんかっ!ってほど平たい麺に、基本はトッピングすらない素ラーメンで提供されるよ。

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ネギや天かすとかはお惣菜コーナーに取り放題で置いてくれていて、自分が食べれる量を好きなだけ取れるシステム。天かすは入れるとコクが追加されるけどスープを吸っちゃうので入れすぎ注意で
(・∀・)

スープを一口。背脂のコクと旨みのあるスープにキレのあるタレでレベル高めな味わい深い醤油スープになってる。やるやないかいーい(上から目線さーせん)
天かすで重みが足されるからあっさり食べたい方は入れないほうが最後までおいしく食べれそう
(∀`*ゞ)

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やっぱり特徴的なのはこの麺。こんなに平たい麺はラーメンではあまり見ない。ぶるっとしているよりゴワっとした触感がる麺はここでしか味わえないからはまる人はホントにはまる予感。僕もちょっとはまってる・・・

唯一、大盛なのにスープが少な目なのでそこが不満点かな。
(´;ω;`)

けど、醤油スープと独特の麺、そして400円~というコスパ高めなので一度はご賞味あれ!

DATA

ラーメン:450円

住所 福岡県福岡市博多区西月隈1丁目16−15
営業時間 5:00~16:00 朝食営業、ランチ営業
駐車場 グ有

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