福岡で生きていくログ

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やさしい世界がそこには広がっている。「一凛」に食いに行ってきた【感想・レビュー】

糟屋郡志免町にある「一凛」に行ってきた

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ドラゴンロード称される68号線の交差点を一本曲がったところにお店を構えているラーメンより唐揚げが有名なお店。

おいおいちょっと待てよとみなの声が上がるのは分かるが、もともと店主が唐揚げ屋さんがしたいとの想いがあってお店を開店させたようなので、そこは男として黙って納得してほしい。

店内はカウンター席が数席とお座敷席が数卓あるこじんまりとした店舗だが、駐車場も数台停めれるスペースもありアクセスしやすくなっている。

メニュー見て博多ラーメンと唐揚げセットのBセットを注文するために、大将に声をかける。

 

「おーい、大将。博多ラーメンのBセット・・」

 

吾輩は驚愕した。そこには武骨な漢店長ではなく、儚げでなにか影を背をっているような女性店長がそこに佇んでいたから。

その女性は、幼い子供と両親を抱えつつ、娘でありながら一家を支える大黒柱として頑張っているように吾輩には見えた(妄想)。

そんなことに思いをはせつつBセットを注文。

いただきます

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具材 チャーシュー・青ネギ・きくらげ
細ストレート麺
付属 紅ショウガ等

こちらは博多ラーメン。ネギ・きくらげと食感のことなる具材に少しレア感が残るチャーシュー。気をてらっていないオーソドックスな見た目は、着飾ることを好まない女性店主のそのものようだ(妄想)。

スープを一口。とんこつ臭を抑えたスープは癖もなく旨みをちゃんと残したあっさり古系(いにしえけい)スープ。タレの塩分も極力抑えられていて健康面にも考慮された、女性店主ならではのスープにありがとうを贈りたい。

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麺も小麦が主張しすぎないバランスとれた麺。

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若者にとってはら物足りぬところはあると思うが、そこは真骨頂の唐揚げがカバーしてくれる。大きめの唐揚げ3つなのだがそれぞれソースが違う。

左はネギと酢醤油のような香味系でさっぱりと、中は塩で唐揚げ本来の味わいを、そして右は南蛮仕立てでがっつりと。

女性店主自身の、これまでにあった人生の紆余曲折を表したような唐揚げ3種であった(完全に妄想)。

主張しすぎないということを美徳とする日本人ならでの繊細なバランスで成り立っているBセット。一食の価値あり!

DATA

Bセット:700円

住所 福岡県糟屋郡志免町南里7-7-20
営業時間 平日:土曜 11:00~14:30 16:00~20:00 日曜 11:00~20:00
定休日 木曜
駐車場

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